2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

米国特許商標庁での無効化手続き(IPR及びPGR)におけるクレーム解釈

米国では、特許庁(USPTO)での特許性判断の場面でのクレーム解釈(日本の要旨認定)と、侵害訴訟でのクレーム解釈(日本の侵害論での技術的範囲の確定と無効の抗弁での要旨認定の双方)とは、異なっています。USPTOでは、特許付与の審査過程でも、再審査で…

同一の型番でもパラメータが変動する場合の差止め;訂正の遡及効による先使用権封じの可否

[同一の型番でもパラメータが変動する場合の差止め] 同一の製造方法で製造された同一の型番の製品でも、原料のロットの違いやコントロールできない条件の変動などの要因により、生成物の属性にはばらつきが生じます。同じ製品の中でも、どの位置をサンプリ…